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頃合いかな、と考えていた。

そろそろ、ミチルへの想いを告白しておきたかった。

何しろUY3コロニー到着まで、あと七日間しか残されていないのだ。

護送を終えた時点でミチルとの繋がりが断たれるなど、考えられないことだった。

それまでに二人の絆を確かなものにしておかなくてはならない。


僕にとってはもう、ミチルがすべてだった。



ふと、視線を感じた。


ミチルの背中ごし、三つ先の長テーブルの端に座る男がこちらをじっと見ていた。