30点でも愛されてます!

「うん。雅美は強いから、どんなことも乗り越えられるって思ったんだ。」

「どんなこともって、たとえば?」

「うん、だから、去年の学園祭とか。
僕の彼女だなんて言ったら、大変なことになるかな?って心配はしてたんだけど、君はどっしり構えてたし。」



どっしりって、私はお相撲さんじゃないんだから。



「大変なことなんてなかったよ。
ガッキーが声掛けてくれただけ。」

「それは君がしっかりして見えたからだよ。
虐めやすそうに見える子だったら、どうなったかわからない。」

遼は、そんなところまで考えて私を選んでくれたんだ。
確かに、ファンクラブまであるんだから、虐めるような人もいないとは言えないよね。



(あ、そう言えば…)



姫香さんがいたよ。
もしかして、気の弱い子だったら、姫香さんにもビビったりするのかな?
私は確かになんとも思わなかった。
そういうところが強いってことなのかな?



「君は昔から打たれ強いっていうのか、とにかくちょっとしたことじゃ少しも動じなかった。
そんなところが素敵だなって思ってたんだ。」

そういうものなのかな?
私はごく自然に振舞ってただけなんだけど…