30点でも愛されてます!





そして、数日後の週末…
遼からデートの誘いがあった。
もちろん、遼は家まで車で迎えに来てくれた。



「ここ、けっこういろいろあるみたいだよ。」

遼が連れて行ってくれたのは、とても大きなスーパー。
遼のリクエストは、意外なことにカレーだった。
ガッキーが、遼の好きな食べ物は、カレーだって教えてくれたけど、私と一緒の時はカレーなんて食べたことは無いから、信じてなかった。
だけど、本当のことだったんだね。



(わぁ、高い!)



私が働いているスーパーとは値段が違う。
カレーの材料だけで、軽く一万円は越えそう。
カレー肉なんて、そんな高級なものでなくても良いのに。
私はヒヤヒヤしてるのに、遼は全然気にしてなさそう。



「スィーツもいるよね?」

「飲みものは何にする?」

「サラダは出来合いのもので良いかな?」

遼は、どんどんカゴに入れて行って…いつの間にか、カゴはいっぱいになっていた。



(わぉ~!)



お会計は2万程。
うちのスーパーじゃ、そんなに買う人はほとんどいないよ。



「じゃ、行こうか。」

両手にいっぱいの食材…
だから、買い過ぎだってば~!
遼は、すたすた歩いて行く。
私も黙ってその後を着いて行った。