30点でも愛されてます!

『健人が不細工とかイメージわかないなぁ。
私は彼のルックスも大好きだけど、もしも彼の優しい部分を知ったら、不細工でも好きになったかも。』

本当かなぁ?
でも、やっぱり、ルックスも好きなんだよね。



『じゃあ、健人さんがすごく貧乏だったらどう?』

『それは全然気にならない。』

『デートも貧乏臭くて、プレゼントもしょぼいものでも良いの?』

『全然構わないわ。』

そっか。自分がお金持ちだったら、お金には執着がなくなるものなのかな?



『どうしたの?今日は変な質問ばかり。』



そうだよね。
どうせなら、ガッキーと遼を重ねてみたらなにかわかるかと思ったんだ。
ガッキーや遼みたいなお金持ちは、お金や外見にはあまりこだわらないもんなんだね。
でも、私と健人さんでは、内面が違う。



私には内面的に誇れるものなんて、何も無い。
今までほめられたことなんて、まずないもの。
だとしたら、遼は私の何に惹かれたんだろう?
ますますわからなくなってきた。



『マチャミ?何かあったの?』

『ううん、なんでもないよ。』

『あのね、この前の話…健人に言ってみようかと思うの。』

『この前って?』



それは、美容院のことだった。
ダメ元で言ってみる気になったらしい。



『今、ちょうどそのことを手紙に書いてたのよ。』

『そうなんだ。邪魔してごめんね。』