30点でも愛されてます!

「それで、遼様はマチャミの髪のこと、どうおっしゃられたの?」

「え、えっと…めちゃくちゃ可愛くなったって。」

「わぁ、やっぱり?」

「よく似合ってるとも言ってくれた。」

「良かったじゃない!」

「これもガッキーのおかげだよ。」

私は遼とドライブに行った話をした。



「遼様の車、ブルーのベンツよね。最近、ご自分で運転されてるわ。
そういえば、先日、一条さんが車に乗せて欲しいって言って断られてたわよ。」

「車に初めて乗せたのは私だって、遼が言ってたよ。」

「うわぁ、マチャミ、愛されてるぅ。」

「えへへ。」

遼の言ったこと、本当だったんだね。
一条さんまで断ってたなんて…
なんだかすごく良い気分だった。
私って嫌な奴?



「今度はお化粧して行けば?
きっと、遼様、ますますびっくりされるわよ。」

「私、お化粧したことないんだよね。」

「大丈夫よ。教えてあげる。」

「化粧品も持ってないよ。」

「貸してあげても良いけど、人によって似合う色味が違うから、この際、買った方が良いんじゃないかな?」

「うん、そうするよ。」

力強い親友がいてくれて、本当に助かるよ。
ガッキーの存在のありがたさを私は改めて感じていた。