30点でも愛されてます!

やがて、ガッキーや遼は、明星学園の大学に進学し、私は近くのスーパーに就職した。
環境は少し変わったけれど、私達の関係性は特には変わらず、遼ともガッキーとも仲良くやっていた。



「これなんかどう?」

「どれどれ?あ、これなら買える。」

「もうっ!値段じゃなくて服を見てよ。」

「あ、そっか。」



レジで働くようになって、ファッションにも少しはお金をかけられるようになったから、ガッキーにアドバイスを頼んだ。
ガッキーは本当のお嬢様なのに、ファッションには詳しくて、私の予算を考えて、やまむらというプチプラのお店に連れて行ってくれた。



「良いものが買えたね。
さて、次は…と。」

「え?まだあるの?」

次に連れて行かれたのは、美容院だった。
でも、すごい高級そう…



「ガッキー、ここ高いんじゃ…」

「岡垣様、お待ちしておりました。」

「今日はよろしくお願いします。」

どうやら、ガッキーはここの常連さんみたいだ。



「ここの美容師さんに頼んだら間違いないから。」

「うん、でも、お金が……」

「大丈夫、親が払ってくれるから気にしないで。」

いや、気になるよ。
だって、絶対高そうだもん。