「えっと……火曜日の放課後に多目的室に来てと言われただけなんです」
役員達は顔を見合わせている。
「多目的室?」
私は頷いた。
しばらく誰も話すことなくシーンと
静まり返った。
「……多目的室は……」
男子生徒が声を発した。
「火曜日だけは会長が使用してるんだ」
「へ?」
私は顔を上げた。
「他の曜日は使わせて欲しいと吹奏楽のパート別練習とか、行事があると打ち合わせとかに使うんだが、火曜日だけは会長が……」
そんなこと言われても呼び出されたのは
こっちだし……どうすればいいの
「と、いうことは……よ」
女子生徒が話し出す
「会長の私生活に関することでこの人を呼んだってことよね?」
男子生徒は頷く
「私達も毎週毎週だから気になって会長に聞いたことがあるんですよ」
「……はい」
「そうしたら、家では集中して勉強とかできないからって言ってたの
あなた、会長に勉強でも教えてもらうの?」
「女嫌いの会長が教えるわけないだろ」
「そうだよ」
3人での憶測が始まってしまった。
もう、何も言わない方がいいかもしれない
「ねぇ、副会長は?」
「あー、副会長も一緒にいた」
「じゃあ、きっと集会の方の用事ね」
集会?もしかしていち子が言っていた暴走族のことかな
事実なのか



