次の週の火曜日
朝都から多目的室に入ったとLINEが入り
夏鈴も向かった。
部屋の前には一色さんが立っていた。
どうしよう……
「会長に聞いても教えてくれなかったので、何を会長に教えてるのかなと思って……」
「ごめんなさい、会長に口止めされてるので言えないの」
夏鈴は着いたと朝都にLINEを送った。
中から朝都が鍵を開けて出てきた。
「じゃあ」
一色さんに頭を軽く下げ多目的室に入る。
「一色、生徒会に居たかったらこれ以上は詮索するな」
バタンとドアを閉めてカチャっと鍵の閉める音がした。
「あー……もう!」
一色さんは諦めて帰っていった。
夏鈴はカバンを置き、イスに座る。
「一色さんて、会長の事がホントに好きなのね」
「おいおい、今は2人だし朝都って呼ぶとこだろーよ」
まあまあと言いながら誤魔化した。
「でも告白とかはされてないぞ、態度ではわかるけどな」
「やっぱり女嫌いの噂があるからかな〜」
「まあ、いつからの噂かは俺もわかんないけどな」
「女好きなのにね(笑)」
「夏鈴だけ好き、ちゅっ……あっ、希実も(笑)」
「不意打ちズルいよ〜」
「悪ぃ」
2人は折り紙を折り始めた。



