「いい女だぜ、夏鈴は(笑)」
夏鈴は鼻をすすりながら朝都を見る。
「よく言えたな(笑)」
顔にかかっている髪の毛を手で後ろに回してくれる。
「……っ、言わせたんじゃん」
「ハハッ、そうだけど嬉しかった、ご褒美だ……ちゅっ」
夏鈴の首を引き寄せて3回キスをくれた。
「夏鈴……俺といる事で目立つのが嫌なら内緒で付き合おう」
夏鈴は軽く頷いた。
「また、秘密ができたな」
「ふふっ、ほんとだ」
やっと夏鈴にも笑顔が戻った。
泣きじゃくる顔もよかったのだが、それはまたいつか言おう
「朝都には敵わないや(笑)」
「確かに俺は会長としても族のリーダーとしても弱い所はみせられないしな、多少強引な事もしなくちゃいけない、でも夏鈴の事はちゃんと好きだ」
「ありがとう」
夏鈴のほうから軽くキスを上から落とした。
朝都は目をつむる間もなかった。
「……びっくりした」
これ以上居ると我慢が出来なくなると朝都が言うので夏鈴も見送った。



