「確かに嫌だよ、私体育ってあまり得意じゃないし
見られてたのも恥ずかしい」
「夏鈴て人気があるんだな(笑)」
「そんなことないよ、東条くんだって体育でも目立ってるし人気あるよ」
「俺は女嫌いだからそうでもないだろ(笑)」
「だから話しかけられた時、びっくりしたもん」
「まあ、目立ってるのは間違いないな(笑)基本何でもできるしな」
ソファにふんぞり返った。
「折り紙は折れないのにね(笑)」
「それは、2人だけの秘密じゃん……」
あっ、へこんだ(笑)
「あっ、ちょっと待ってて」
夏鈴は2階にあがり、すぐ降りてきた。
「これ見て」
折りかけの花だった。
「え!何、立体じゃん!」
「そうなの、動画で見つけたのよ、凄くない?」
「すげー」
夏鈴はスマホで動画を見せるために隣に座った。
東条くんはじーっと動画をみている。
すげー、すげーと言いながら……
「俺はまだ平面でも苦戦してんのにさ」
「私も立体は初めてで、ゆっくり折ってるんだよ」
「これはアジサイ?」
「そう、今の季節にぴったりだし、アジサイってね花言葉もたくさんあってね
いい意味の方は仲良し、家族団欒って意味があるの
東条くんにぴったりでしょ」
「仲良しか……いいな(笑)」



