「朝都と一緒?」
「はい、すぐに戻ってくるそうです」
「君さぁ、朝都の彼女?そんな訳ないよね、女嫌いの朝都だし」
「……彼女じゃないです」
「ふーん、じゃあいつも何してんの?密室でさぁ……
朝都も所詮男だよね、女嫌いなんて予防張ってさぁ、自分はちゃっかり女子と遊んでんじゃん……
ねぇ、多目的室でHしてんの?」
白木くんが段々近づいてくる。
夏鈴は首を横に振った。
この人前と顔が違う……怖い……
「朝都を取るなよ」
「と、取るなんて……そんな関係じゃないです」
「毎週密室でさぁ、男と女がする事ってイチャイチャしかないじゃん
そして、この場所にも来てさ
ここは朝都のお気に入りの場所だし」
「し、知らな……」
「この間からいい気しないんだよな」
夏鈴はポケットのスマホを取り出したが指が震えて何も出来ない
「何してんのさ(笑)俺何もしてないじゃん……まだ……」
まだ?
どうしよう……
東条くん、早く戻ってきて
「君と出会ってから朝都はぼーっとすることが多くなったんだよ」
「それは……」
言えない……折り紙の事を考えてるなんて
「なぁ、朝都を取るなよ、俺の朝都を」
この人東条くんの事が……
「も、もうすぐ戻ってくるよ」
寒さと恐怖で全身が震え出した。
早く…、東条くん



