かけるは私と小野会長の間に入る
 
 「すいません。香織、怖がってます」

 「…ふーん、ごめんね。ちょっと、話してただけだから」

 「香織、いこう」

 「う…うん」

 かけるは私の手をひいてすすんでいく。
 そんな姿を楓は見ていた

 「なんもされてないか?」

 「うん。大丈夫だよ。なんで、来てくれたの」

 「一応、待ってたんだよ。そしたら、会長がお前に近づいってたから、なんかされるんじゃないかって」

 そういうかけるは、顔を背けていた

 「ありがとう」

 そうして、放課後をむかえた。凛ちゃんはすぐに私のところに来て、一緒に生徒会へと向かった。かけるは部活に行くから気をつけろよと言って、部活へ言った

 「失礼します」

 私たちは、生徒会室へ入った

 「こんにちは。ごめんなさい…まだ、会長たち来ていなくて…」

 「そうなんですね…待たせてもらっても大丈夫ですか?」

 「もうすぐ来ると思うので…大丈夫ですよ」

 「ありがとうございます」

 凛ちゃんはすごいなぁ…話がすぐにすすんだ。私たちは、待たせてもらうことにした