引越しも完了し、月火は流れ

私は幸せな日々を過ごしている。

勿論ツバサの隣で。

朝は一緒に起床することは難しいが、

温もりを感じ目覚め、

それぞれ仕事に向かい

寝る前も温もりを感じる。

家事はやりたいようにやらせてくれるので

不満に思うことも少なく、

また疲れている時は出前をしてくれるので

ストレスも感じない。

そんな日々の中でタイミングが合えば

一緒にごはんを食べたり

時々お風呂に一緒に入ったり。

お互い顔を見つめて笑いあって

こんな幸せな日々を過ごせるとは

少し前までは思ってもいなかった。

そもそもツバサに出会えるなんて

思ってもいなかった。

人生は何が起きるか分からない。

あんなに会うことを待ち望んでいただけなのに

それから付き合うことが出来、

一緒に住むことになった。

そして今日もツバサは隣で

「お前ほんまおもろいな」と言ってくれる。

1度ツバサに聞いたことがある。

「良く面白いって言うけどどんな意味があるの?」と。

するとツバサは照れくさそうに

「面白いは勿論、可愛いとか好きとか含まれてんねん」

と言ってくれた。

今の面白いはきっと可愛いの面白い。

不器用なりの愛情の示し方。

そんなツバサが愛おしく思う。

「ほな行こか。ちゃんと着いてこいよ」

俺様で引っ張ってくれて

「ちょ!虫あかんねん!アイリ!」

時々ヘタレな部分も見れて

「そういう作戦や。もう先を見て分かっとるから、こうなる結果も分かっとる。」

自信家で策略家で

「これプレゼントや。記念日プレゼント」

優しくて温かくて

とにかく色んな姿を見せてくれるツバサが

愛おしくて仕方ない。

これから先もずっとずっと

ツバサの隣に居たい。

色んなツバサを見たい。

願いは叶うのかもしれない。

ツバサもよく

「口に出せば叶う」と言っている。

自分の中では信じて居なかったが、

イベントのチケットが取れた時から

信じれるようになった。

それから付き合うことが出来、

今私の隣にはツバサが居る。

どうか神様…この幸せがずっと続きますように。

ツバサの隣でツバサの笑顔を見れますように。

この先ずっとずっと一緒に居れますように。