小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について

sied李由


私が病院に来て1時間ちょっと、おばさんは途中起きて、一回家に帰ってお風呂とか済ませてまた、戻ってくるらしい。

龍はまだ目を覚まさない。


てか、龍…どうしてこうなったの。


と、握る手を強くすると……


ギュッと


握り返された気がした。


えっ!


私はバッ!と龍の方を見た。


龍の目が少しづつ開いていた。


「…っ!龍!!」



龍はびっくりした顔をした。


「…李、由?」


はぁー


私のこと覚えてる!


私はすぐにナースコールを押して龍が目を覚めたことを伝えた。


「よかった…よかったぁぁ…」


私は安心して涙が出てきた。


さっきも泣いたから目はすごい腫れている…多分。