小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について

ーーチリチリ

ーーチリチリ

何回もスマホのアラームがなる。
 
学校だなーなんて思いながら私は重いからだを起こす。


だけど、それはいつもと違い、とても頭がいたいし、喉もいたい。

そしてなにより、ダルい。

熱あるかも…


そうおそう思ったときには意識を手放していた。




「李由ちゃーん」

「お部屋入るわよ」


と、言うママの声が遠くから聞こえる。


ママの冷たい手が私の暖かいおでこにあたる。


「うわ。凄い熱だね。ちょっと待ってね」


と、言ってママが部屋を出ていくのが分かった。







「っん?」

今…

1時か…


私凄い寝てたんだな…


あ、

私の机の上には紙がありそこには

【李由ちゃんへ
ママお仕事あるからいってくるね
李由ちゃん1人にするのは心配だから咲良ちゃんに言ってあるから困ったことがあったら咲良ちゃんに助けてもらってね。
早く元気になるといいな
ママより】