小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について

「…紫園さんが……龍の彼女だと思ってた…」


なんて言うと、


龍は「…」みたいな顔をしている。

うぅー、


「ヤキモチ？」


「……そうだよ」

私はそう言って恥ずかしくなり龍から顔を逸らした。

てか、こんなこと言ったら私が龍のこと好きなのバレない？！


「ふっ、そっか」

なんて、ちょっと鼻で笑った龍。


「もぉー笑うなー」

と、私は龍の方をポカポカと叩いた。


私の気持ちはバレてないかな…？


その後、紫園さんに柚希くん、柚斗くんなど冬龍の幹部の人たちが来た。


そして、龍が言っていたKINGの凱くんも来てめちゃくちゃ謝っていた。

龍の頭を殴った人は警察署に送られたらしい…


詳しくは知らないけど…


本当に心臓が止まるかと思ったけど…龍が無事でよかった…

そして、私が避けてギスギスしていたことはなかったかのように普通だった。