推しとか恋とか青春とか。

学君から火を貰い、顔を上げると瞳が絡んだ。



「…彼方ってあんまり連絡取らない人?」


「え?、」


「や、連絡くれないから…」



と口元に手を運んだ学君を見つめる。


あ、もしかしてわたしからしなきゃだった!?


課題見てもらったりしたり、やっぱりわたしからするべきだったのかも。



「ごめん。割と連絡はマメにするタイプだけど、相手が学君となると、なんて連絡すればいいのか分からなくて」


「……紫波とはどんなやり取りしてんの?」


「真留君?」


「やり取りしてるんじゃないの?」



新しい花火に火をつけながら尋ねられる。


真留君とは毎日やり取りしてるけど、内容は大したことじゃない。


=言える程のやり取りはしていない。