推しとか恋とか青春とか。

「盗撮したでしょ?」


「ごめんごめん。でもすっごく可愛く撮れたよ。ほら」



と見せてくれた写真の中のわたしは確かに可愛い。


だから良しとする。


うん、単純だね。



「真留君、写真の撮り方上手だね」


「僕が上手なんじゃなくて、ゆにが可愛いんだよ」


「うーん…いつもそれくらい可愛いと良いんだけどな〜」



そう言いながらいちご飴を口に運ぶ。



「僕の目にはいつもこんな風に映ってるよ」


「え?、」


「ううん。なんでもない。次は何食べる?」



と再び繋がれた手。


今日は真留君の彼女だからいっか。


それに、なんか心地良いし。