推しとか恋とか青春とか。

「ゆに…?」


「……浴衣、似合ってる…」



多分、真留君を男に魅せてるのはその浴衣が原因。


……すっごく似合ってるから尚更。



「ありがとう。ゆにに褒めてもらえて、着て来た甲斐があったよ」


「……真留君はこの夏休み、何してた?」



もうこの際、男の真留君に慣れるしかない!といつも通りの会話を始めてみる。



「特に何も。課題も手付けてないんだよね。ゆにが誘ってくれないから」


「あ、…そうだったね…」



真留君と課題をする気でいた夏休み前…


それが学君のおかげもあって、半分以上終わらせられている。


これは謝らないと。



「真留君、実は「知ってる。」


「え?…」