推しとか恋とか青春とか。

「どこ?」



わたしの視線?雰囲気?を察したのか、尋ねる前に聞いてくれた。



「ここなんだけど…、」


「あぁ、引っ掛け問題だね。えっと、これは……」



と肩を寄せた学君にドキッとし、そっちに意識が持っていかれて大変。


でも、ちゃんと集中しないと!


ぎゅっと目を瞑り、集中力を高めると、学君の説明に耳を傾けた。



「これで解けると思うんだけど、やってみて?」


「うんっ」



やっぱり学君の教え方はすごく上手。


ばかなわたしでもすんなり頭に入ってくるからすごい。


学君みたいな人が先生だったら成績伸びるだろうな〜。


かっこいいし!……ってそれは関係ないけど。


……お、解けたっ!