推しとか恋とか青春とか。

「ほんとに良かったね」



と、その一部始終を見ていた真留君が声を掛けてくれた。



「今回のテストで満点だったのはこのクラスの3人。瀬ノ上、真白、それから紫波の3人だ。他のみんなも気を抜くなよ」



そう言った先生の言葉に目をパチパチさせる。



紫波って……


真留君が持つ答案用紙の点数を見て驚く。


100点!?うそ、真留君が100点!!?



「真留君いつの間に?」


「えへへ。実はこっそり勉強してたんだ〜」



先程のわたしの真似をしてか、ピースサインを向けられた。


いや、でもだからって簡単に取れる点数じゃないよね?


このテスト勉強を通して、真留君の頭の良さが見え隠れしていたけど、これはまさかすぎる。


90点で大喜びしてた自分が恥ずかしい〜…