推しとか恋とか青春とか。

そうなったらわたしの学校生活は終わり。



「…わたし、真留君とお祭り行きたい…。」


「え?、」



学校生活が終わるとか、そんなことよりわたしは真留君とお祭りを楽しみたい。


真留君と一緒に……行きたい。


学君じゃなくて真留君と。



「ゆに……嬉しい。じゃ、お祭りは僕と行こうっ」



そう言って笑った真留君に大きく頷いた。


良かった良かった!


夏休みの楽しみが一つ奪われるところだった。


勉強の意欲さえも失い掛けるところだったよ。



「ゆにとお祭り、楽しみだな〜。あ、そうだ!浴衣着て来る?」



と向けられた瞳はキラキラしていて、本気で楽しみにしてくれているみたい。