推しとか恋とか青春とか。

「今日も夕立来るだろうからその前に帰ろっか」



と立ち上がった真留君に続き、学校を後にした。


来週末に控えたテスト、掛かって来いっ!!


わたしはいつでも戦える準備は出来ている。


…なんて相変わらずばかな脳内。


だけど、今回のテスト、特に数学には勝てる自信がある。


こんなに自信が持てる日が来るなんて……わたしの人生もまだまだ捨てたもんじゃないね。



「……ね、ゆに。」


「んー?」


「がっくんのことどう思ってるの?」


「またその質問?ライクかラブってやつ?」


「昨日今日で気持ちに変化があったりしたのかな?って気になっちゃって」


「そうだな〜…まぁ、ラブに近い気持ちはあるかもね?でも、わたしに学君は無理だよ。手が届く存在じゃないし。てか学君と付き合いたいなんて思ったこともないよ」



そんなこと思うだけ無駄だし、思うのも申し訳ない。