推しとか恋とか青春とか。

そう言った真留君の瞳はどこか苦しそうで、そんな瞳を見るのは初めてだった。



「真留君…?」



真留君が苦しそうにしてると、わたしも苦しくなっちゃうよ。


どうしちゃったの??



「あ、これ。頑張ったご褒美に買って来たよ」



と渡されたのはわたしの大好きなイチゴオレ。


もしかしてさっき出て行ったのはこれを買いに行ってくれてた?


ってことは、やっぱり気のせいだったんだ。



「ありがとう。嬉しい」


「…僕も嬉しかった。頭撫でてくれて。今ので気分良くなったから心配しないで?」



と笑った真留君の笑顔はいつもと同じでホッとする。


何が原因で気分を損ねたのかは謎だけど、とりあえずいつもの真留君に戻ってくれたようで良かった。


やっぱり真留君には笑顔でいてもらわないとね!


わたしの癒し担当なんだから。