推しとか恋とか青春とか。

むしろそれが有り難い気もするけど、今回は少しでも期待して頂きたい。


だって、真留君に紗枝、それから学君までを味方につけているわたしは最強でしょ?


今回のテスト、補習組とはおさらばだ。


この日は日付けが変わる頃まで勉強に励んだ。





「ちゃんと覚えられたんだ?」



次の日の放課後、早速テストがあり、無事に合格を貰うことが出来た。



「もちろん!これくらい余裕だよぉ」



とお調子者のわたしが顔を出す。


そんなわたしのことを真留君はクスクスと笑っていて、その隣で紗枝はひたすら勉強。


側から見て、わたしたちはどう見えているんだろう?



「じゃ、その覚えた数式をこの問題に当てはめて解いてみて?簡単だと思うから。解けたら教えて?」



そう言うと、自分の勉強を始めた学君。


そうだよね、学君も勉強があるよね、したいよね。


なのに、わたしの為に時間を作ってくれてるんだよね。