推しとか恋とか青春とか。

もうその笑顔無しではわたしの汚れた心は癒されないかもしれない。


=真留君無しでは無理、ということになってしまう。


あらら、これはまずいな〜。


いつか真留君に彼女が出来た時、わたしは大丈夫だろうか?


その彼女に何度も頭を下げて、真留君の笑顔を借りることになるかも。


そんなわたしを許してくれる優しい彼女であってほしい。


と、心の底から思った。


ってそんなこと思ってる暇なんてないんだった。


勉強!暗記!やるぞ!!


気合いを入れ直し、ノートと向き合うこと1時間。


雨はすっかり上がり、夕日が顔を出していた。



「ゆに、頑張ってたね。がっくんパワー恐るべしってやつだ」


「ほんとだね〜。自分でも引くくらい集中してた」



学君様様だよ。


数式も一応暗記出来たし、明日のテストは大丈夫なはず。