推しとか恋とか青春とか。

紗枝の尖った視線に怯えつつ、問題を解いていく。


そこでふと浮かぶ疑問。



「誰が学君にお願いしてくれるの?」


「「………。」」



え、なんでそこで2人共黙っちゃうの…?


もしかして、そこまで考えてなかった感じ??


2人を交互に見ていると、真留君が口を開いた。



「言い出したのは僕だから、僕が声掛けてみる」



そう言った真留君は拳を作っていた。


頼もしい!…けどやっぱり可愛い。


真留君のお願いとなれば、学君もオッケーしてくれるはず。


わたしの夏休みは真留君を始め、学君に掛かったも同然。


拒否ったりしないでよ、学君!!


と、やはりどこまでも自分優先のわたし。