…真留君もモテモテだな〜。


いいな〜……


わたしも告白というものを一度はされてみたい。


そんなことを思いながら黒板を見つめる。



「アイ、……わたしは、…」



"I would like to know more about yuni."


黒板を穴が空くほど見つめたのは初めてかもしれない。



「わたしはゆ「わたしはゆにのことをもっと知りたい」


「っ、学君!?」



聞こえた声に振り向くと、学君が立っていた。


なんかこの状況デジャヴ…?つい最近にもあったような……



「紫波と勉強?」



そう尋ねながら側までやって来た学君に息を飲む。