推しとか恋とか青春とか。

その至近距離のまま、瞳を絡めてきた真留君が口を開く。



「僕も頑張るね。ゆにの為だけに頑張るから応援してて?」


「うんっ!頑張ってね」



実はここ最近の真留君は、放課後残ってバスケの練習をしていた。


そんな真留君に指導をしていたのは学君。


学君はバスケ得意だったもんね。


というより、スポーツ全般出来るんだった。


学君に習うバスケは楽しいとかで、一段とやる気になっていた真留君。


1年の頃、勉強嫌いなわたしのこともやる気にさせた学君…やっぱりすごいや。



「じゃ、また後でね」



笑顔を残し去って行く真留君の背中にエールを送る。


真留君の頑張りが結果に出ますように!


それから昼食を挟み、わたしは朱里と体育館に居た。



「なんかわたし達までドキドキしちゃうね」



とわたしの手を握ってくる朱里が可愛い。


でもほんと…わたしも緊張してきた!