推しとか恋とか青春とか。

フッと口角を上げた真留君に照れながら瞼を閉じると、唇に求めていたものが触れた。


…二度目のキス。



「…充電、100%溜まった?」


「ううん。200%溜まったみたい♪」


「ふふっ。それは良かった。可愛い可愛いゆにちゃん?さっきはああ言ったけど、居眠りは程々にね?隣と後ろに狼がいるから気をつけて。」



後半になるにつれ、口が尖ってしまった真留君にクスクスと笑みが溢れる。


はぁーい♪居眠りは程々にしておきます。


無事、仲直りが出来たわたしたちは教室まで並んで向かった。


その途中で朱里と遭遇し、真留君とさよならしてからは朱里と雑談タイム。



「朝からラブラブで羨ましいなぁ。紫波君、ゆにのことすごく大事にしてくれてるよね」


「うん!大事にされてるぅ。だからわたしも大事にしたいと思ってる」


「もう大事にしてるでしょ?2人はきっとお互いが必要だよね」


「え?、」



それ、確か紗枝も似たようなこと言ってたっけ?