推しとか恋とか青春とか。

あ、あんまん…???


っ、今?このタイミングで???


と顔を上げると、真留君はクスクスと笑った。



「ゆにの寝言。クククッ、可愛かったなぁ」


「っ、そんな寝言言ってないよぉ!」



恥ずかしいっ!!あんまんって…リアルゥ…!


わたしのことだから、もっと他の寝言も…



「でも一番可愛かった寝言は、まーる君♪だね」


「えっ?わたし寝言でも真留君のこと呼んでたの?」


「うん。その一度だけだったけど、僕の心はそれで鷲掴みされちゃった」



と可愛い笑顔が向けられ、その笑顔にわたしの心は鷲掴みされる。


良かった、いつもの真留君の笑顔だ。


わたしの大好きな笑顔。



「ゆに、もう一度抱きしめてもいい?恋しくてたまんない」


「っ、…うん…」