推しとか恋とか青春とか。

「大丈夫…?」


「何が?全然大丈夫っ」


「…ゆに、…」


「可愛くないよね!今の真留君って。あんな真留君、わたしは知らないもん。友達でもなんでもない」


「……っぷ!そうだね。わたしも今の真留はきらーいっ」



と笑った紗枝に救われる。


わたしが好きだった真留君に戻るまで、どんなに時間が掛かったとしても待つって決めたから、それまではこれでいい。


……でも、お願いだから、1日でも早く仲直りさせて…?








「なんでわたしがゆにと初詣に行かなきゃなの?」



冬休み入り、昨日年が明け、今日は紗枝と初詣に来ていた。



「いいじゃんっ♪紗枝と来たかったんだもん」


「嘘ばっかり。真留と来たかったくせに」


「っ、それは禁句でしょ!」


「…仲直り出来ないまま冬休みに入ったね。良かったの?」