推しとか恋とか青春とか。

……と、意気込むこと5回…



「まだやる気?」


「っ、…学君強い…何者なの?」


「ただの学生です」



えぇぇ〜、ほんとに強すぎぃ!


これまで負けたことなんて一度もなかったのに、ここまで完敗するとは……悔しいっ。


いつか必ずリベンジしてやるー!!


その後は、学君のやりたいゲームに付き合い、たくさん笑い合った。


そろそろ出ようという流れになった時、あるものに目が止まり、学君の袖を掴んで引っ張った。



「学君、プリクラ撮ろうよっ」


「…プリクラ…俺、写真系「いいから行くよっ」



もごもごと何か言い掛けていた学君を無理矢理引っ張り、プリクラ機の中に足を踏み入れた。


慣れた手つきで画面の操作をするわたしを、学君は後ろでただ見ているだけ。



「慣れてるね。よく撮るんだ?」


「んー、そんなには撮らないよ?プリクラなんて数ヶ月ぶりだし」