推しとか恋とか青春とか。

そう言って笑った学君にハニかむ。


学君をこうして振ったこと、いつか後悔する日が来るのかな?


…ううん、後悔する日が来るとすれば、それはまた違う後悔だろう。



「今はまだ難しいけど、この先気持ちにゆとりが出来たら、その時は彼方の恋を応援させてほしい。」


「…うん。ありがとう」


「じゃ、行くよ。また明日から友達としてよろしく」


「こちらこそよろしくっ」



笑顔を交わし合った後の教室で物思いにふける。


…苦しいなぁ。


真留君に気持ちを伝えられないことがこんなにも苦しいなんて思わなかった。


好きと気づいた途端、蓋をしていたわたしの気持ちは爆発した勢いで好きが飛び出していく。


どんどん真留君のことが好きになっていくんだもん…


わたしの気持ちはどこまで膨らみ続けるんだろう?


このまま真留君の友達をやっていける自信も最近はなくなってきたし。


てか、こんなに好きなのにこれまで気づかずにいた自分もどうかしてるよ。