推しとか恋とか青春とか。

「だってゆに良い子だし、可愛いんだもん」


「……真留君…やっぱりキミはどこまでも優男!天使だよぉ」


「えへへ。天使?子犬もいいけど、天使も悪くないね」



と頭を掻きながら笑う真留君はほんとに天使だ。


このまま羽が生えても全然驚かない。


むしろ生えて飛んでほしい。


なんてばかな妄想をしているうちに別れ道まで来ていた。



「じゃ、また明日。ゆに、可愛いから気をつけるんだよ?」


「それは真留君だよ。お互い気をつけて帰ろうね?家に着いたら連絡してね」


「りょーかい。」



手を振り合い、家路に着く。


ここから家までは10分程度。


だけど、その10分が結構長く感じるのはどうしてだろう?


真留君と帰っている間はあっという間なのに。


それにしても、今日という日は記憶に残るだろうな〜。