推しとか恋とか青春とか。

週末、わたしは学君とファミレスに居た。


実行委員の打ち上げに参加中なのだけど、今日の学君はどこか元気がないような…?


いつも話してくれるのに、今日は無口にも程がある。



「学君、なんか飲む?注いで来るよ」



学君の空のグラスを手に立ち上がると、同じように立ち上がった学君。



「ちょっと話せる?」


「え?あ、うん…?」



学君に着いて外に出ると、秋の風が気持ち良く吹いていた。


秋は寂しい季節だけど、割と好きだったりする。


この夕暮れの雰囲気とか特に好き。



「…彼方、俺の優しさの理由知りたい?」



おっと…これまた急だね?


まさかこのタイミングでその話しを持ってくるとは…


やっぱり学君のことは読めない。