推しとか恋とか青春とか。

真留君の横顔を睨みつつ、今のこの雰囲気が好きだったりする。


わたしと真留君がこんなに仲良くなったのは席が隣同士になったのがきっかけ。


初めて真留君を見た時は、女顔負けの可愛さに驚かされた。


そんな真留君がモテない訳なくて、学君程…とは言わずとも、密かに人気がある。


告白されてるところも何度か見掛けたことだってある。


あと、なんて言ったって、この性格の良さ!


こんなダメダメなわたしにも優しく接してくれる真留君がとっても好き。



「ね、真留君は彼女作らないの?」


「作らないよ〜。だって、僕の憧れはがっくんだからね」


「じゃ、学君の女の子バージョンが現れたらどう?」


「…どうだろ?…それはちょっと興味深い。でも、僕が付き合う子はゆにみたいな子がいいな」



と満面の笑みで振り向かれ、思わずドキッとする。


わたしみたいな子?