推しとか恋とか青春とか。

真留君の中で、わたしはベストフレンドじゃないのかもしれない。


…わたしの勝手な思い上がりだったのかな。



「ねーね、真留?今日の英語の課題のここなんだけど、」


「あ、うん。どこ?」



……やっぱり紗枝、真留君のことが好きなんだ。


これまでこんなことなかったもん。


…あぁ〜…なんかもう嫌…


この訳の分からない自分の感情もめんどくさい。


2人は完全に自分達の世界に入ってるし?…



「彼方、今ちょっといい?」



このベストなタイミングで呼び出してくれたのは学君だった。



「文化祭の実行委員のメンバーで、打ち上げしないか?って声が掛かってるんだけど、彼方どうする?」


「打ち上げか〜…いいかもね」



いい気分転換になりそう。