推しとか恋とか青春とか。

次の日の朝、真留君が来る前に紗枝に話し掛けられた。



「昨日あの後真留と帰った?」


「え?あ〜…うん…」


「そっか。ね、ゆには真留のことどう思ってるの?」



身を乗り出してまで興味深々に尋ねてくるところを見れば、やっぱり紗枝は真留君のこと……


もうこれは間違いないね。



「どうって…別に?ベストフレンド的な存在だよ」


「ふ〜ん。ベストフレンドね〜…」


「っ、そういう紗枝こそ「誰がベストフレンドなの?」



真留君の声にドキッとしつつ、平然を保つ。



「真留君のことだよ。わたしにとって真留君はベストフレンド!って話してたの」


「……ベストフレンドか…」



そう言って椅子に座った真留君はあまり嬉しそうじゃなくて、それにわたしは凹む。