推しとか恋とか青春とか。

来た…!真留君だっ!良かったぁ。



「寝坊しちゃって…すみません」


『紫波君が寝坊って可愛い〜』


『モーニングコールするのに〜』



女子の歓声に照れながら席に着いた真留君と目が合う。



「おはよう、ゆに」


「おはよ。寝坊したの?」


「うん。遅くまでゲームしてたから」


「そっか。欠席じゃなくて良かった」


「どうして?」


「真留君が居ないと調子出ないから」



これは本当のこと。


真留君の存在は癒しだけじゃなくて、わたしの調子までも左右させる。


だから、特に今日みたいな日に休まれるとつらい。