推しとか恋とか青春とか。

「待っててくれたの?」


「うん。最近ゆにと全然話せなくて寂しかったから」


「…そっか。じゃ、帰ろっか」



真留君のスクールバッグを渡すと、可愛い笑顔が降ってきた。



「がっくんはもう帰ったの?」


「帰ったよ」


「…そっか。いつも一緒に帰ったりしてるの?」


「ううん。校門までが精一杯だよ」



それが明日から一緒に帰ることになってるんだもんね…


わたしの心臓大丈夫かな?持つかな…?


結構本気で心配してる。



「でも最近のゆにとがっくん、いい雰囲気だよね」


「え、そうかな?」


「…妬けちゃうな〜…ゆにの一番は僕であってほしいから」


「ふふっ。真留君が一番だよ?学君と居ると緊張して上手く自分を表現出来ないし」