推しとか恋とか青春とか。

やっぱりわたしには真留君の笑顔が必要だ。


この笑顔だけは失いたくない。


真留君の横顔を見ながらそう思った。


紗枝に以前聞かれたあの質問をたまに思い出すけど、あの質問の答えが出たことは一度もない。


だってわたしは、真留君も学君も同じように好きだから。


どっちがライクとかラブとか選べそうにない。


……選ぶ必要もないはずだから。


いちごオレを見つめながらそんなことを考えていると、5限目のチャイムが鳴った。


そういえば、実行委員になっていいこともある。


それは、……5限目での居眠りがなくなったこと!だ。


委員会中に寝てしまうこともあり、5限目は目が冴えている。


だから、ここ最近の5限目の授業のノート取りは完璧。


それもこれも、学君が起こさずにいてくれるおかげ。


学君も真留君も、なんかありがとう!!


居眠りはほんとに最高だよっ!