「はぁぁぁぁ~」





あたしの切ないため息が、こぼれる。






「あら。どうしたの?いつもは、元気な片倉さんが。」





暖かい紅茶が可愛いコップに入って、






あたしの前にスーっと出される。





「ありがとぅ、先生」





あたしは、先生からコップを受け取る。






今、あたしは学校の保健室。





いつものように先生に相談中。






暖かい紅茶が口から喉に入り、あたしの冷えた体を






暖めてくれる。