好きって言ってもいいですか?

高野が俺の腕に




力を込めて指が食い込むほど




握りしめてくる。





「おい高野。




翠に何した?」



「昌は、私のものだって・・・




私の婚約者だからって言ったわ。




どっかの女が私達の仲を邪魔してるって




ふふっ・・・




それを聞いたときの彼女の顔




見物だったわよ?昌」




「っ高野っ!」




「あなたが悪いのよ・・・




あなたが私から離れようとするから」




高野が俺に鋭い眼差しを向けながらも




その目からは大粒の涙を




流していた。