好きって言ってもいいですか?

一瞬、何が起こったのかわからなかった。




俺と白石の間に





小さな身体が割り込んで来た。




「翠!!!!!」




翔の声が聞こえる。




「えっ?」




小さなその背中は紛れもなく愛おしい





翠のものだった。




そのとき、俺の中で何かがブチっと音を立てた。




まぁ、キレた。





呆然としている、白石の襟元を掴み上げる。





翠の細い声と翔に止められて、ハッとする。





翠の可愛い口からは赤い血が流れた。




翠の小さい口から白石を拒絶する言葉が




次々と出てくる。