好きって言ってもいいですか?

高野の冷たく冷えた唇の感触が




俺の唇に生々しく残る。




一瞬の出来事だった・・・




「な・・・・なにして」




俺の声は上擦って彼女の絡み付いていた



腕を振り払う。




「だって、昌が私の事、邪険にするからじゃない。




これで、私の想いは伝わったかしら??」




彼女は悪びれもしない態度。




俺の中で沸々と怒りが沸いてくる。




「ちっ・・・・いいかげんに」





「ねぇ、イイ所さ、邪魔してなんだけど




もう俺帰っていい?」




ビクッとなったのはたぶん俺だけ。




「あらっ。早かったじゃない」




彼女の声と共に後ろを振り向く。




腕組しながら、立っている白石がいた。