もう、恋なんてしない

「俺は君のことをずっと見ていたんだ。なのに、断られるなんて、おかしいじゃないか」

染谷、嫌われるぞ。

「お願いだ、付き合ってくれ!」

女子は、めっちゃ嫌がっている。目を閉じて、誰かに助けを求めているように思えた。

ふう、と深呼吸をする。

そして、

「何、してんの?」


俺の表の顔で二人の前に姿を現した。