「うぅぅ…うぅ…‥」

僕を抱きしめてくれている、葵さんの胸に顔をうずめて思い切り泣いた。

「仲村さんは…紺野さんをずっと近くで見守ってくれてますよ。だから、仲村さんとの約束を絶対に守って下さい」

「くそぉぉ…‥くそぉぉぉ…‥」

僕は、空に向かって思いっきり叫んだ。

天国にいるの仲村さんに届くように…。