暑い夏は冷たい晴に恋をする


次の日から放課後は文化祭準備に向けてみんな活気溢れていた。男子は上手い中華料理を作るって言って動画サイトを見ながら、看板を作る二刀流。


女子は衣装を合わせたり、メニュー作ったり可愛いことしてる。そういう私は、メニュー作りに任命されております。


だって私衣装のことよくわかんない!威張ることじゃないけどね。


「あっ画用紙足りなくなっちゃった」



隣でメニュー作りしてる桜木さんが手元を探しながら呟いた。そういえば私もこのマッキー出なくなっちゃった。


「私、貰ってくるよ!マッキーなくなっちゃったし」


桜木さんはありがとうって、笑顔で言ってくれて、美しすぎて私が惚れるかと思った。


マッキーと画用紙を取りに生徒会室に向かってると、お化け屋敷とか、クレープ屋さんとか各クラスの出し物がしれてなかなか面白かった。


「あれ、天野さん!」


「うぇ!」



後ろから急に声をかけられちゃったから変な声出ちゃったよ。後ろを振り返ると、この人は…



「大谷壱馬くん…?」




「よく覚えてたね!ありがとう」



名前を覚えてただけで感謝されるとは…この人は以前私に告白してくれた人で少し気まづいかも…


「えっと…その…」



「そんな気まづそうな顔しないでよ。あのさ、俺たち友達にならない?」



友達?友達!その響きに思わず目を輝かせた自信がある。それを見てか大谷くんはクスッと笑っていた。


「ははっ。良さそう?順番を間違えちゃったね。まずは友達からお願いします。」



順番?なんの順番だろ。でも喜んで


「よっよろしく!」