暑い夏は冷たい晴に恋をする


でも、すぐに暖かい温もりに包まれた。目の前には白いシャツがある。私、一瀬先生に抱きしめられてる?



「悪かった。そうだよな。普通こえーよな。」



一瀬先生は私を抱きしめたまま頭をポンポンしてくれた。



なんてチョロいんだ私。先生大好きだ。


「コンビニから見てたのはごめんな。でも人気のない所じゃないと殴れねぇもん。」


なんて恐ろしいことを優しい声色で言うんだ。



「いつもと違う先生見れたから許す。」




「それは良かった。」



先生は少し笑って、私をずっと包んでくれた。



あぁー、幸せ。毎日バグしてくれればいいのにな。いつもの冷たい先生からは想像できない。


「ていうかお前、今日の放課後…」



私はん?と思い上を向いた。抱きしめられた状態なので自然と上目遣いになる。


「放課後がどうしたんですか?」



「いや、何でもない。」



もしかして、私が放課後逢いに行かなかったから不安になったのかな?大丈夫ですよ!一瀬先生!私は先生のこと、


「だーいすきです。」


ずっとこうしていたい。時が止まらないかな?私の願いなんてもちろん叶うことなく、そのまま先生とはサヨナラした。