でも、すぐに暖かい温もりに包まれた。目の前には白いシャツがある。私、一瀬先生に抱きしめられてる?
「悪かった。そうだよな。普通こえーよな。」
一瀬先生は私を抱きしめたまま頭をポンポンしてくれた。
なんてチョロいんだ私。先生大好きだ。
「コンビニから見てたのはごめんな。でも人気のない所じゃないと殴れねぇもん。」
なんて恐ろしいことを優しい声色で言うんだ。
「いつもと違う先生見れたから許す。」
「それは良かった。」
先生は少し笑って、私をずっと包んでくれた。
あぁー、幸せ。毎日バグしてくれればいいのにな。いつもの冷たい先生からは想像できない。
「ていうかお前、今日の放課後…」
私はん?と思い上を向いた。抱きしめられた状態なので自然と上目遣いになる。
「放課後がどうしたんですか?」
「いや、何でもない。」
もしかして、私が放課後逢いに行かなかったから不安になったのかな?大丈夫ですよ!一瀬先生!私は先生のこと、
「だーいすきです。」
ずっとこうしていたい。時が止まらないかな?私の願いなんてもちろん叶うことなく、そのまま先生とはサヨナラした。
